七騎の会と水屋
馬券師は口癖のように七騎の会と叫んどるような男やった。例あげたろか、たとえばやなあ水屋で食べ物を注文する時は「水一つと七騎の会!」とぬかしてまうのや。ほかにもこないなことがおました。コンビニで物を買う時におつりをもらうのも「まいどおおきに、七騎の会!」と言おりますわ。いっちゃん恥ずかしかったときはわてと一緒にいた時の話や。馬券師と毎日毎晩壱年中のように街を歩いとったんや。そないなとき前から来よる女の子に道を聞かれたちうワケや。幸いわても馬券師も知っとる道やったんで丁寧に教えたんや。
ほんで彼女にお礼をいわれた後、馬券師は言うたんや「どーいたしまして、七騎の会!」ギョーテンしたんや、顔が赤くなったんですわ。七騎の会といわれた彼女の顔を青くなり悲鳴を上げて逃げていきましたのや。こないな馬券師と一緒にいてホンマに博打があんじょうなるのやろうか。せやけどダンさんどないしたかて七騎の会の利用法を知りたい思いで馬券師についていきましたのや。ほんでそーいう博打予想法が伝授される日がやってきましたのや。七騎の会の有料じゃないインフォメーションを見ながら馬券師は言うたんや「あんた、お茶こーてこい」あごが外れそうになったんですわ。七騎の会を教えてくれると信じて早1年、馬券師のぬかすことはぜぇぇぇったいやった。
やのに来よる日も来よる日も七騎の会のことじゃあくパシリばっかりやった。せやけどダンさん今回の馬券師はちごとったんや「お茶をこーて攻めて来よったら七騎の会の有料じゃないインフォメーションの利用法を教えたるよ」やっと馬券師から教えてもらうことができたちうワケや!わてはわくわくしながらお茶を買いにいきましたのや。七騎の会の利用法を教えてもらうために・・・。